Q&A

カダンパ瞑想センターにお寄せいただくご質問をご紹介します。

わたしたちの宗派について

カダンパ仏教は、チベット仏教ですか?

カダンパ仏教は、チベット仏教のゲルグ派の伝統を引き継いだ仏教の宗派ですので、日本では「チベット仏教」という名称でよく知られています。しかし、わたしたちはもはや、カダンパ仏教のことを「チベット仏教」とは呼んでいません。

なぜなら、仏教はチベットだけのためにあるわけではないということ。そして、チベットにはあまりにも多くの政治的な問題が存在するからです。

現代においてカダンパ仏教を伝える私たちの団体の正式名は、New Kadampa Tradition-– International Kadampa Buddhist Unionといい(以下よりNKT)、1991年にチベット人の高僧(現在は英国国籍を取得)ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェによってイギリスで設立された非営利団体です。

NKTはチベットの政治のみならず、いかなる政治団体とはまったく無関係な団体です。古から伝わる純粋なカダンパ仏教を全世界に広めることだけを活動の目的としており、よって、チベット仏教のゲルグ派の教えを最も純粋な形で伝えている宗派と言えるでしょう。NKTは特に、仏教を現代社会と現代の人々の生き方に沿う形で、その教えを普及しています。

イギリスのNKT本部のWEBサイトはこちらより確認できます(英語)。

カダンパ仏教を学ぶ利点は?

古より伝えられているブッダの智恵を日常生活に適用させて、心を幸せな状態に保てるようになることがカダンパ仏教を学ぶ最も大きな利点でしょう。

人間としての幸せの達成から、密教(タントラ)の修練を通して究極の覚りを目指す方まで。どのようなレベルを目指す人に対しても、ブッダの顕教(スートラ)と密教(タントラ)の純粋な教えを、わかりやすい現代語で解説しています。

カダンパ仏教を学ぶためには、導師となる グルが必ず必要と聞きました。

カダンパ仏教ではグル(スピリチュアルガイド)を頼ることは、「道の根源」と呼ばれています。私たちの通常の教育において、保育園のレベルから大学の教育を終えるまで、良い資質を持った先生の援助に頼る必要があるように、完全な覚りに至るスピリチュアルな修練において、私たちは良い資質を持ったグル(スピリチュアルガイド)に頼る必要があります。

しかし、瞑想と仏教の知識を学ぶためには、必ずグルの存在が必要かと言えばそういうことはなく、グルに頼らなくても、仏教と瞑想を日常生活に取り入れて心を幸せに保つことができます。またセンターでは、訪問された方々に対して、私たちのグルを信じることを強要することは一切しておりません。

日本では過去に、グルとか尊師とよばれた人によって凶悪な犯罪が引き起こされた例があり、グルという言葉に、かなりネガティブなイメージが植え付けられました。しかし、あの例は、宗教の教えを悪用した悪い例の一つであって、本来のグルの役割からは大きく逸れています。

しっかりした資質のあるグルの元で学ぶダルマ(ブッダの教え)は、あなたの心の中の貴重な宝になるでしょう。

NKTのグルについて詳しく教えてください。

NKTのグル(スピリチュアル・ガイド)は、ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェ(Geshe Kelsang Gyatso Rinpoche)であり、NKTの信者たちは彼をスピリチュアル・ガイドとして頼っています。彼は熟練した瞑想のマスターであり、国際的に有名な、資質のある仏教の先生です。より詳しい情報は、こちらよりご確認することができます


グル(スピリチュアル・ガイドを選ぶ基準について教えてください。

グル(スピリチュアル・ガイド)選びの基準をあげるとすれば、Ornament for Mahayana Sutrasという経典に、完全な資質のあるグルの性質として以下のことが記載されていますので、ここに紹介させていただきます。

(1) 道徳の規律の修練によって心がコントロールされている。

(2)  集中力の修練を通して、平安で取り乱されないこころを保有している。

(3)  知恵の修練によって、自己への固執という煩悩がない。

(4)  弟子よりも偉大な知恵を保持している。

(5)  ダルマ(ブッダの教え)を教える喜びを保持している。

(6)  経典に関する豊かな知識を保持している。

(7)  深く安定した空性の理解を持っている。

(8)  ダルマを説明する偉大なスキルを持っている。

(9)  弟子たちに対する慈悲と愛を持っている。

(10)ダルマを教える熱意があり、失望や怠慢から解放されている。


NKTはカルト集団ですか?

NKTはカルト集団ではなく、古くからインド、チベット地方を通して伝えられている大乗仏教、カダンパ仏教を伝えている一般社団法人です。チェンバーズ辞典におけるカルトの定義は、「非正統派または偽宗教を伝える団体」とありますが、 NKTは仏教大家のアティシャ(982-1054 AD)とツォンカパ(1357-1419 AD)の教えを伝えており、伝統的な正当な仏教を伝えているという意味でカルトではありません。

またカルト集団によくみられる、強引な勧誘や、信仰を強要すること、霊感商法的な販売、家族と引き離す、などの悪質な行為は一切ありません。瞑想教室や仏教の講座は好きな時に好きなペースで通えます。また、自主的なお布施をお願いすることはあっても、それらを強要することは一切ありませんので、どうかご安心くださいませ。

NKTはチベット仏教の宗派間の争いを強めるセクタリアン(派閥主義)団体ですか?

わたしたちは派閥主義団体ではありません。なぜなら、私たちはすべての他の仏教の宗派と、他者の実践するすべての宗教の権利を尊重しているからです。NKT-は古より伝わる伝統的な仏教を純粋に学び実践していますが、他の伝統も同時に尊重しています

NKTはダライ・ラマから分裂した団体ですか?

ダライ・ラマはチベットの民にとっては宗教と政治の具現であり、チベット亡命政府の指導者でありますが、チベット仏教の4つのスクール、そして、大乗仏教の代表者ではありません。また、カダンパ仏教を信じるすべての人を代表した霊的指導者ではありません。

NKTはチベット人の高僧、ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェによってイギリスで創設された団体であり、そもそも、ダライ・ラマやチベットの政治とはいかなる関係も持っていませんので、分裂という表現はまったく当てはまらないものです。

NKTは本物のゲルグ派ではないのですか?

NKTの修練者は本物のゲルグ派です。ツォンカパの教えに従って修練をしている修練者は、”ゲルグ派”と呼ばれています。よって、NKTは純粋なゲルグ派です。

(1)NKTはツォンカパの教えに従って修練をしている。(2)ツォンカパから今のNKTに伝えられたすべての系統がゲルグ派であること。(3)ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェの根源のグルであり教育者であった、トリジャン・リンポチェ(Trijang Rinpoche)が純粋なゲルグ派のラマであったこと。この3つの理由からも、NKTが純粋なゲルグ派であることは明白です。

NKTは悪霊を崇拝していると聞きましたが?

NKTの誰一人しても、悪霊を崇拝している人はいません。もしそういうことでわたしたちを攻撃する人がいれば、とても無知で迷信的な攻撃と言えます。どの仏教の宗派でも同じだと思いますが、わたしたちが帰依しているのは悪霊ではなく、ブッダ、ダルマ(仏陀の教え)、サンガ(スピリチュアルコミュニティ)という、三宝と呼ばれているものです。

わたしたちの修行の一部に、”ドルジェ・シュグデン(Dorje Shugden)という守護神を頼る修練があります。シュグデンは智慧のブッダであるマンジュシュリ(文殊)の化身ですが、カダンパ仏教のスートラ(顕教)とタントラ(密教)の修練者が、障害を受けることなく覚りを得ることを助けてくれます。またこの修練は、不純な今の時代において、代々のゲルグ派の先生たちから放棄せずに必ず行うように言い伝えられている修練法です。

ダライラマは彼自身を教育した先生たちの意見さえも拒否し、ドルジェ・シュグデンは悪魔だと誤って言っています。しかし、これはダライラマの見解であり、多くのゲルグ派、そして、サキャ派のラマたちと修練者たちは、この意見を真っ向から否定しています。そして、ドルジェ・シュグデンがブッダであるというたくさんの証拠があります。

この問題に関するダライ・ラマの声明によって、NKTやシュグデンの修練者が多くの誤解を受けることになりましたが、これらは政治にかかわった動きであり、真実に基づくものではありませんし、実際の修練者によって起こったことでもありません。

NKTは中国政府からの援助を受けてダライラマを攻撃しているという噂を聞きました。本当ですが?

まったくもって本当ではありません。NKTの目的は純粋にカダンパ仏教を伝えることです。チベットの政治のみならず、いかなる政治団体とはまったく無関係の非営利団体であり、古から伝わる純粋なカダンパ仏教を全世界に広め、人の幸せに貢献することだけを活動の目的としております。

瞑想(メディテーション)について

瞑想とは何ですか?

瞑想とは、心を徳のある対象に集中させて、徳のある状態をこころに馴染ませる方法です。その目的は、心の平和を保つことです。

心が徳のある対象になじめばなじむほど、私たちの心は静かで平和になり、私たちは心配事や心の不快感から自由になり幸せを経験します。瞑想についての詳細は、こちらのページで詳しく説明しておりますので、是非、ご参照くださいませ。

瞑想を行う利点は?

瞑想の目的は心を静かで平和にすることです。心が平和ならば、私たちは心配事や心の不快感から解放され、本当の幸せを経験するでしょう。しかし、私たちの心が平和でなければ、たとえ最も恵まれた状況で暮らしていても、幸せでいるのはとても難しいでしょう。

瞑想のトレーニングをすれば、心は次第に平和になり、より純粋なかたちの幸せを経験できるようになるでしょう。最終的に、どんなに困難な状況にあっても、いつも幸せでいられるようになるでしょう。

瞑想にもいろんなやり方があるのですか?

はい。一言で「瞑想」といっても、いろんなやり方が存在しています。カダンパ瞑想センターで紹介している主な瞑想は、仏教に基づく瞑想であり、心を徳のある対象に集中させて、心の平和を保つことを目的としています。

「徳のある対象」とは具体的に何のことを言いますか?

徳のある対象は、それに集中することでこころを肯定的な状態にするものであり、これらの対象は、仏教の教えに基づいたものです。例えば、「この貴重な人間としての人生の利点」について考えたり、「カルマの法則」を理解しながら、善行を積む決意をしたり、「愛」や「慈悲」について考えたり、「空」の本質を分析する、などが、徳のある対象の例です。もちろん、初心者のために、「呼吸」や「光」といった対象などもありますが、カダンパ瞑想センターでは主に、伝統的な仏教の瞑想法を紹介しています。

集中力に自信がありませんが、大丈夫ですか?

最初から長く集中できる人はいません。筋肉を鍛えれば強くなっていくように、瞑想を続けることで、集中力が徐々に養われます。瞑想は心を鍛える一つのトレーニングだと思ってください。

一日にどれぐらい瞑想に時間を割けばいいでしょうか?

最初は例え5分だけでもいいでしょう。そして、少しの時間でも、毎日続けて行うことが大切です。

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東京都渋谷区代官山町13-4 ヴォーグ代官山II 2階 e-mail: info@kadampa.jp facebook: www.facebook.com/ModernBuddhismInTokyo/ meetup: www.meetup.com/Kadampa-Meditation-Centre-Tokyo/

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