カダンパ仏教とは?

カダンパ仏教とは?

カダンパ仏教(Kadampa Buddhism)とは、インド仏教の大師であるアティーシャ(Atisha: 982~1154)により創設され、チベット地方に広まった大乗仏教の宗派の一つです。

アティーシャは11世紀に仏教を再興する上で大きな役割を果たしました。

カダンパの「カ」はブッダの顕教(スートラ)と密教(タントラ)のすべての教えのことをいい、「ダム」はチベット語で「ラムリム(Lamrim)」と呼ばれる、アティーシャの教えのことをいいます。

カダンパ仏教はアティシャの後、、ドロントンパ(Dromtönpa)→ゲシェ・ポトワ(Geshe Potowa)→ゲシェ・サラワ(Geshe Sharawa)→ゲシェ・チェカワ(Geshe Chekhawa.)という偉大な先生たちから世代から世代へと渡り、14世紀の偉大な仏教マスター、ツォンカパ(Je Tsongkhapa)にまで引き継がれました。

ツォンカパは、すべての教えを明確にし、それらを当時の人々に非常にわかりやすく説きました。特に、顕教(スートラ)と密教(タントラ)の教えの結合はカダンパ仏教の大きな特徴です。

仏教の教祖であるブッダ・シャカムニ(お釈迦さま)から、古代カダンパの師であるアティーシャ、そして、ツォンカパを経て、現代のゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェに至るまで、カダンパ仏教は何百年という時を経て世代から世代にわたり、途切れることなく現代に伝えられてきました。

よって、たくさんある仏教の宗派の中でも、特に純粋な仏教の伝統を引き継いでいる宗派と言えるでしょう。

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェ

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェ(Geshe Kelsang Gyatso Rinpoche)は熟練した瞑想のマスターであり、国際的に有名な仏教の先生です。

チベットで生まれた師は、8歳の時に地元のジャンパリン僧院において、そして後にタシ・ルンポ僧院大学において長年にわたり修行に励み、最高学位である「ゲシェ(Geshe)」の称号を得ています。ゲシェには元々”スピリチュアル・フレンド”という意味があります。

その後、ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェは、彼のスピリチュアル・ガイドである、トリジャン・リンポチェ(Kyabje Trijang Rinpoche:1901–1981)の指導の下、瞑想修行ためにヒマラヤで18年間を過ごしました。

トリジャン・リンポチェからは「 優れた伝え人、偉大なスピリチュアルマスター、ケルサン・ギャツオ(The excellent expounder, the great Spiritual Master Kelsang Gyatso.)と公に対して紹介されています。

1977年、ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェはイギリスの信者たちからの招待を受け入れ、イギリスに渡ってきました。それ以来、彼はカダンパ仏教を教え、弟子たちの指導に当たっていました。

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェは、毎年、世界中から何千人もの人々が参加する国際カダンパ・フェスティバル(International Kadampa Festivals)で仏教の深い教えと、無上ヨガタントラなどの灌頂(エンパワーメント)を行ってきました。

NKT(ニュー・カダンパ・トラディッション)

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェの指導の元、カダンパ仏教を日本に伝えている私たちの団体の正式名は、New Kadampa Tradition – International Kadampa Buddhist Union(ニュー・カダンパ・トラディッションーインターナショナル・カダンパ・ブディスト・ユニオン)であり、海外では”NKT"と呼ばれています。

NKTは、1991年、ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェによって、イギリスで創設されました。

イギリス本部のWEBサイトはこちらより。

NKTの教育プログラムについて

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェは仏教を学ぶための3つの学習課程を考案し、これらのプログラムはNKTの中核となっています。世界の各NKTセンターは、このうち1つ以上の学習課程を提供しています。

その3つとは、「一般課程」、「基礎課程」、「教師養成課程」です。

一般過程(General Program)

一般課程(GP:General Program)では、初心者の方に適した形で仏教の教えと基本的な瞑想法を紹介しています。ここには、スートラ(顕教)とタントラ(密教)の教えや実践も含まれます。>>一般過程の日程を確かめる。

基礎過程(Foundation Program)

基礎課程(Foundation Program)では、仏教の知識や経験を深めることができるよう、大乗仏教の特定のテーマを体系的に教えています。プログラムは、ブッダのスートラ(顕教)のの教えに基づく次の5つのテーマと、それに対するゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェからの注釈になります。>>基礎課程の日程を確かめる。

教師養成過程(Teacher Training Program)

教師養成課程(Teacher Training Program)は、NKT(ニュー・カダンパ・トラディション)の教師としての資質を得ることができるよう、大乗仏教の特定のテーマを体系的に学びます。プログラムは、ブッダの顕教(スートラ)と密教(タントラ)の教えに基づく12のテーマと、それに対するゲシェ・ケルサンの解説により構成されています。参加者は、行動や生活態度に関するいくつかの誓約を守り、いくつかの瞑想リトリートを行います。最初の5つのテーマは基礎課程と同じで、それに以下の書籍のテーマが加わります。(この講座はまだ日本では開催しておりません。)

ゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェの書籍

基礎講座(Foundation Program)ではゲシェ・ケルサン・ギャツオ・リンポチェが執筆した以下の書籍を使って学びを深めていきます(これらの書籍は英国に本部をもつ、ターパ出版社によって出版されています)。英語版の購入はこちらより。

覚りへ至る幸運の道(Joyful Path of Good Fortune)

この本は、日本語では「菩提道灯論」と訳されている、カダンパ仏教の最も中心になる聖典です。

『普遍的な慈悲』(Universal Compassion)

現在翻訳中です。

『幸せへの8つのステップ』(The new Eight step to Happiness)

『新・智慧の心(般若心経)』(The new Heart of Wisdom)

日本でも有名な「般若心経」の解説書です。翻訳予定。

『菩薩の生き方への手引き』(Meaningful to Behold)

翻訳予定。

『心を理解する』(How to understand the mind)

翻訳予定。

『ネクターの大海』(Ocean of Nectar)    

翻訳予定

『至福の澄みわたる光』(Clear Light of Bliss)

翻訳予定

『菩薩の誓い』(The Bodhisattava Vow)

翻訳予定

『功徳の偉大な宝庫』(Great Treasury of Merit)

翻訳予定

『マハムードラ・タントラ』(Mahamudra Tantra)

翻訳予定

『ダキニの地への手引き(無上ヨガタントラの解説書』(The new Guide to Dakini Land)

翻訳予定

『密教(タントラ)の土台と道』(Tantric Grounds and Paths)

翻訳予定

『バジュラヤナの真髄』(Essence of Vajrayana)

翻訳予定

日本語訳が完成した、ゲシェ・ケルサン・ギャツオの書籍

以下の5冊の本は既に日本語訳が完成しております。現在システムの更新作業中のため、通信販売は行っておりません。センターにてお買い求めください。

『新・瞑想のハンドブック』(The new meditation handbook)

『現代の仏教』(Modern Buddhism)    

『人間の問題を解決する方法』(How to solve our human problem)

『幸せへの8つのステップ』(Eight steps to happiness)

『仏教入門』(Introduction to Buddhism)

『現代の仏教』は無料でダウンロードできます。

「現代の仏教(Modern Buddhism)」は、日本語版、そして、英語版共に、PDFファイルを無料でダウンロードすることができます。下記のリンクよりご自由にダウンロードしてください。

 

日本語版ダウンロード

こちらよりダウンロードしてください。

 

英語版ダウンロード

http://emodernbuddhism.com/ 

 

ターパ出版社

ターパ出版社は、ゲシェ・ケルサン・ギャッツォー師の書籍を専属的に販売している、新カダンパ宗-国際カダンパ仏教連合(NKT-IKBU)の出版会社です。

ターパ出版社のWEBサイトにアクセスしていただければ、英語版の書籍をご購入していただけます。

こちらよりターパ出版社のWEBにアクセスしてください。